Conductor Yoshikazu Tanaka 指揮 田中良和
1958年京都に生まれる。 1980年東京芸術大学卒業、指揮を山田一雄、渡邉暁雄、ピアノを松浦豊明の各氏に師事。1979年9月第14回「民音コンクール」指揮部門第1位受賞。1980年ベルリン音楽大学に留学、ハンス・M・ラーベンシュタイン氏に師事。1982年BBC主催ルパート指揮者コンクールで特別賞受賞。2月、日本フィルを指揮して東京デビュー、3月ベルリン放送交響楽団を指揮してベルリン・デビューした。以後N響をはじめ読売日響、大阪フィルなど主要オーケストラを指揮、高く評価される。 1987年〜1989年、関西フィルハーモニー管弦楽団客演指揮者を務める。1989年より東京芸術大学非常勤講師。 1990年4月から1994年3月まで広島交響楽団音楽監督常任指揮者を務め、この間1991年10月ウィーン国連事務局とチェコ政府の招きによりウィーンとプラハでの「広響国連平和コンサート」に広島交響楽団を率いて出演。清新な指揮振りと手腕を披露し、高い評価を受けた。 1993年3月には広響初の東京・大阪公演で大成功をおさめ、多くの聴衆に新鮮な感動を与えた。1994年3月、広響との業績に対し「広島ホーム・テレビ文化賞」受賞。1994年5月には広響との初のCD(ベルリオーズ:幻想交響曲他―東京公演ライブ)がライブ・ノーツ・レーベルよりリリースされる。 このほか1991年3月札響・仙台フィル合同演奏会でマーラー:交響曲第6番「悲劇的」を指揮。1993年10月には「アジア現代音楽祭」でソウルに招待され、KBS交響楽団を指揮。 これまでの主な共演者として、ゲルハルト・ヘッツェル、ヴァーツラフ・フデチェク、ジャン=ジャック・カントロフ、五嶋みどり、リン・ハレル、エマニエル・アックス、パウル・バドゥラ=スコダ、など多数の署名ソリストがあげられ、さらにクラシックだけにとどまらず、チック・コリア、キース・ジャレット、ジョー・ジャクソンなどのミュージシャンとも共演している。 Orchestra Tokyo New Philharmonic Orchestra 管弦楽 東京ニューフィルハーモニック管弦楽団
1986年在京のプロ・オーケストラとして設立。演奏活動については、オペラ、バレエ公演をはじめ合唱団との共演、文化庁主催による演奏旅行、ポップス・コンサートなど広範囲にわたる。オペラ公演では、二期会「魔笛」「椿姫」、日本オペラ協会「山椒太夫」、杉理一演出「昔噺・人買太郎兵衛」(文楽形式初演)、同演出「鳴神」、東京オペラ・プロデュース「カルメン」など、またバレエ公演では1992年日本バレエ協会「アンナ・カレーニナ」(本邦初演)で高い評価を受けて以来、松山バレエ団「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」「シンデレラ」「ロミオとジュリエット」、レニングラード・バレエ・シアター「ジゼル」(ボリス・エイフマン芸術監督)をはじめ、ウイニペグ・バレエ団「ジゼル」(イブリン・ハート主演)、フランス国立マルセイユ・ローラン・プティ・バレエ団「コッペリア」(NHK放映)など内外のバレエ団にも好評を得る。又、ポップス・ステップ・コンサート(共演羽田健太郎氏)、シンフォニック・コンサート(共演服部克久氏)、ステップ・コンサート(共演山本直純氏)、さだまさしシンフォニー・フォーク公演(CD発売中)と活躍。 1993年12月2日ヴァイオリンの巨匠ルジェロ・リッチ氏を招聘し、第1回定期演奏会を渋谷オーチャード・ホールにて行ない、その表現力に富む演奏が話題となった(当事務局よりCD発売中)。1994年12月26日ベートーヴェン:「交響曲第九番」を東京文化会館にて演奏、1995年9月6日R.シュトラウス:「英雄の生涯」を東京芸術劇場にて演奏。 Ballet Mistress Chie Abe バレエ・ミストレス アベ・チエ
Ballet Mistress Sakiko Arai バレエ・ミストレス 新井咲子
Lighting Designer Yasutaka Nakayama 照明 中山安孝
Stage Manager Hajime Morioka 舞台監督 森岡肇
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